経営改革プログラムセミナー

第1回 平成26年10月7日 PM7:30~9:30
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講師紹介
画廊翠巒・すいらん総合デザイン研究所
すいらんアートゼミナール・すいらんアートスク-ル
すいらん教材・すいらん画材
すいらんグループ 代表取締役社長 梅津宏規氏
創造<クリエイト>
アートやデザインは、その時代時代の世相や考え方を顕著に表わすバロメーターです。 常にその時代が求めるものや、その先にあること、そして不変の価値をそこに見出すことが求められ、また追い求めることだと思います。 私達は一過性の流行や偏った価値観に振り回されることなく、常に時代の最前線へ挑戦し、提案し続けます。

教育<エデュケーション>
アートに関わる様々な意識や感覚を見出し、育成することは、次の時代にもアートやデザインの必要性や考え方を伝えるためにとても重要です。   単なる、アートという技巧的、クラフト的な教育にとどまらず、アートから発する経験的なメッセージや実践を通し、人材を育成することこそ、大切な教育の使命であると考えます。

普及<スプレッド>
アートを含む様々な学校教材は、人が学び続けていく以上、とても重要なアイテムです。より付加価値のある教育材料を、より付加価値のある手段で社会へ提供し、普及を促進させることが大変 重要であると考えます。 一方向のみの画一的な価値観にとらわれず開発生産側にも、理想の教材画材の在り方を提案します。

アートはいつの時代も社会と密接な関係を持ち、多くの影響を及ぼしてきました。株式会社すいらんも社会の中で生き、生かされている以上、社会の為に何が出来るのか、何を返していけるのか常に考えながら、その役割を模索し行動しています。
すいらんは、クリエイト+エデュケーション+スプレッドという三つの考えを柱に仕事を考えています。そして、そこにボランタリーという謙虚さを各自の胸で育みながら、少し立ち止まって自分達の在りようや、立たせてもらう場所を冷静に見回しながら、アートを媒体に、真に幸せで豊かな「くらし」を沢山の方々に提案、提供してゆきたいと考えています。

■株式会社すいらん本社            ■株式会社すいらん高崎営業所
〒371-0801                    〒370-0816
群馬県前橋市文京町1-47-1           群馬県高崎市常磐町133 セントラルハイツ1F

Tel 027-223-6311(代) 
Fax 027-221-5909 
E-mail:info@suiran.com

 

平成26年10月7日 午後7時半より㈱すいらんにて第1回経営改革プログラムセミナーが開催されました。

 初回は、経営に不可欠な戦術への第一歩を講義していただきました。お客様を増やすためにはまず経営者やそこで働く人が『人』としての魅力を磨くことが第一であること、お店や企業の「魅力」とは何か?を考え、作り出すことが大切であること。自分のしていることがそのまま商売に反映すると言うことを講義いただき、経営者&働く人=自分を磨くための「心構え」はなにか、人を動かす行動原理とは何か。商売には必ず因果関係があり因果関係を知らずしてやみくもに商売しても結果は出にくいことなど、様々な商売の儲かり戦術の一歩目を学んできました。いよいよ次週から個店を対象にし具体的な実践編へと移っていきます。『どうやって現状から脱出するかの実践編』です。それぞれの経営診断を希望している会社のマネージメント予定を決め、経営診断をしながら今後講習会は進行していきます。

           日  程       経営診断実践店舗

      第2回セミナー 平成261021()-----伊藤商店

      第3回セミナー 平成26114()-----オオタ不動産

      第4回セミナー 平成261118()-----関東燃料企業組合

      第5回セミナー 平成26122()-----コマイ・ハウジング

      第6回セミナー 平成261216()--<リョウモウ 社長講義>

      第7回セミナー 平成27120()-----橋本

      第8回セミナー 平成272月3日()-----たまむらとうふ

      第9回セミナー 平成27217()-----アートタウン

      第10回セミナー平成2733()----鴻田公認会計士実例講習

以上が経営診断実践編の今後の予定です。第2回開催は平成26年10月21日、午後7時半より、会場は㈱すいらんです。

経営改革プログラムセミナー

第2回 平成26年10月21日 PM7:30~9:30
   
 

平成26年10月21日 午後7時半より㈱すいらんにて第2回経営改革プログラムセミナーが開催されました。
第2回はいよいよ経営実践セミナーです。実践セミナー1事業所目は伊藤袈裟信商店でした。実践セミナーでは実際に1つの個店についてマーキングテキストに書き込んできた内容について掘り下げて全員で意見を出し合うという形式です。これには三つのルールがありました。

ルール①出したアイディアについて否定的な意見を言わない。前向きな意見とすること
ルール②内容について、質より量とする。たくさんの意見を出すこと
ルール③発言は、誰かほかの人が言ったことでその時ぱっと思いついたことでもいい
上記のルールに基づき実践セミナーは始まりました。

経営改革セミナー実践編<どうやって現状から脱却するか・・儲かり戦術への第一歩>

>>マーキングテキスト
1.会社名または店名

  正式屋号は伊藤袈裟信商店、電話帳では伊藤青果店、地元では伊藤やおや商店という認識
  
それでは、出席者全員がもつ伊藤やおや商店のイメージは・・と言うところから意見を出し
  合う。

  イメージ・・・ 八百屋、くだもの、弁当おかず、弁当、金曜日はマグロ、おでん、昭和な
         感じ、肉魚もある食料品店等 
   実際の経営上売り上げ順位は ①八百屋 ②果物 ③弁当

2.職種  野菜・果実店

3.現在の会社またはお店の抱える問題
  ①駐車場がない(店側のダントツ一位) 
  ②新規の顧客が少ない  
  ③昔からの古いお客様がほとんど  
  ④仕入先が減少している(青果市場の卸売の後継者問題等)  
  ⑤商品の並べ方に問題あり

  ⑥利益率が悪い

  以上を店側が意見を出す。次は出席者が伊藤商店の対する問題を定義する。

  ①認知度が低い
   地元の人は知っているが新しく越して来た人や、マンション住まいの人や少し地元から
   離れるとお弁当があることや総菜があること、曜日ごとに特売品が変わることを知らない。
  ②入りづらい・・・・・・常連さんはいいが初めての人は少し入りづらい感じがする

   ので残念   
  ③価格競争ばかりを考える・・・価格競争をすると、価格のみに集中し質が落ちたり付加価値
   を付けることに目がいかない。経営者からも参加者からも伊藤商店に対する諸問題につい
   て意見が出されている。


4.それでは、伊藤商店の“売り”とは一体なんであるか?

  経営者側の意見<青果が一番の売り、内容は旬の野菜、季節のもの>
  青果で旬のものを売るというのは、他店でも当たり前のことではないか…という方向に話し
  は入っていく。


5.伊藤やおや商店と他店との違いはなんであるか?

   経営者、参加者からの意見
  ◎青果店なのに総菜を売っているところ
  ◎商品の注文があらかじめ出来るところ(欲しいものを伝え仕入れてもらう)

  ◎販売している商品の調理法を教えてくれる(ぬか漬け・たくあん・白菜の漬け方等)
それではその違いをもっと味として出していく方法は何だろうか?
  1.商品のターゲットの並べ方・・・何をメインとして売りたいのかをはっきりさせ最前に
    出す

  2.外見・イメージを強化する インパクトのある店づくりを徹底する→服装・色・イ
    メージ

  3.商品の調理法を教えてくれるという認知度を高くする。教えると言うことを強くア
    ピールする。
 
  活字にはし切れない意見交換が行われた。活発に全員が意見を出し合い、さまざまな問題
  が定義されたり良いところもたくさん意見として出されていく。


6.伊藤商店は経営者として何をどうしたいお店なのか =目的=
  経営者側からの意見が出されていく
  ◎家庭、食卓のお手伝いをしたい →何をどう手伝いたいのか →具体的にどうすれば
   手伝えるのか
   
  ◎会社帰りの主婦が助かるお店にしたい →ならば営業時間にも問題が関わってくるの
   ではないか?

   目的を出し、それに近づけるには何をどうすればいいのかが話し合われていった。

7.売上げアップの為にどんな対策をこれまでしてきたか?
  経営者からの意見

  ◎昔は総菜はやってなかったが店内には野菜も魚も肉も一般食品も売っているのでそれを
   使っておでんをつくったり(冬季限定)惣菜・お弁当部門を作った参加者からの意見

  ◎店の前は車通が激しい方なので、信号待ちの渋滞等の時に目に入るような大きくて見や
   すいのぼりや看板で宣伝効果を図る

  ◎SNSで宣伝をする
  ◎広告を打つ
  ◎青果を使った料理のレシピを印刷して店内に置く
  ◎仕事帰りの人をターゲットにするなら営業時間を延ばすことを考える
   (
普通の青果店は閉店が早い)
  ◎お店のイメージカラーをつくる。服装等も同じで印象が強いものを考える


たくさんの意見が全員から飛び交うセミナーとなりました。時には厳しい意見も出ましたが現実を踏まえるとこうした意見を言い合うこともとても大事なことだと思いました。普段経営者には聞こえてこない顧客の声を聞くと言うことが出来るのもこの経営実践セミナーならではの事だと思いました。
これから先伊藤商店がしなければならないこととしては、一番売りたい物のターゲットをしっかり決め陳列をインパクトのあるものにして、質を上げて行く。そしてそれを様々な手段を用いて周知していくのが必要なことであるとう意見が多かった。主婦のお手伝いをしたいお店ならば、例えば『今夜のおかずレシピ』を日替わりで出して、その料理に必要な野菜を一つの陳列台にまとめておく。ごぼうの皮やじゃが芋・玉ねぎ・栗などの皮をむいて簡単にできるようなアイディアを満載に他店がしていないことをしていく。ほかの店との差別化である。自分の店舗の独特の戦略を考える。他と同じでは勝負にならない。この他店との差別化が最も重要な課題である。一番人気商品を定め安売りではない価格ででも勝負できる逸品を選ぶ。手段としては直接農家と契約して特別な野菜を取り寄せ並べることもひとつ。価格が安くなくても特別な農場で作られた無農薬野菜や有機野菜、生で食べてとても他とは比べ物にならに美味しい逸品を選んで仕入れる。

健康志向の現代、健康で新鮮で栄養価の高い野菜はかなりの売りになるはずである。
このような意見でまとまりこのセミナーは終了しました。でも、これで解決ではない。あとは経営者が発想の転換でさまざま事を自分で考えなくてはならない。ただ、自分だけで悶々と考えているより多くの意見を聞くことが出来るとまた、考える視点も変わってくいる。転換できるのだ。
今後の伊藤商店の展開がとても楽しみになります。商工会としてもSNSを使って各店舗情報を発信していくシステムを考えており、今後はそう言った面でも多方面に宣伝をしていきたいと思っています。
商工会のリニューアルされるホームページでもそう言った各店舗・各事業所の広告宣伝・アピールに力を入れて行きたいと思っています。
次回第三回のセミナーの経営実践店舗はオオタ不動産です。小売店舗とはまた違った事業所の実践がどうなるのか興味がわきます。日程は11月4日火曜日 午後7時半より㈱すいらん 画廊にて開催されます

経営改革プログラムセミナー

第3回 平成26年11月4日 PM7:30~9:30

平成26年11月4日 午後7時半より㈱すいらんにて第3回経営改革プログラムセミナーが開催されました。今日の経営実践店舗はオオタ不動産さんです。
職種は不動産業、分譲マンション、建売、仲介、賃貸のあっせんなどを主に手掛けてらっしゃいます。
メインは仲介、売買金額の3%が手数料だそうです。その他保険の取り扱い、土地を売って住宅メーカーに紹介(手数料報酬)、不動産の管理(管理費の報酬)、他人のアパートや駐車場の管理(管理費報酬)等があるそうです。現在抱える問題点は、①売上高が少ない ②知名度が低い ということで、売上に対する持続性に問題点がありそうです。自営業の前は野村不動産に勤務されていたそうで、売りに関しては野村不動産とのパイプがあり何かの時には力になってくれるという強みがあるそうです。他店との大きな違いをあげると、①店構えが目立たない ②看板がない ③知名度が低い
ここを工夫すると人の目も引くし、印象も違ってくるのではないか…。
社長の希望としては売買の仲介をもっと重視していきたい、増やしていきたいとのこと。では、お客様の信用を得るための要素として何が必要なのか → ネットを見たお客様が求めるものとは何か?という質問に全員が真剣に考え、ネットの力の入れ方、お客様側からどれだけ必要なことを読み取ってくれるかを考えたホームページのあり方等、熱い意見が飛び交いました。そして、個人経営のお店は大型店に比べて社長が直接お客様に対応することが多いので、経験豊富な知識の中からさまざまな提案が出来るという利点がある。大型店ではまだ場を踏んでいない若い社員が対応することもあるので安心感に差がでる。と、個人店と大型店の違いについても意見が出ました。
オオタ不動産の振りあげの比率としては現在は賃貸が50%、仲介が30%、紹介料、管理料等の売り上げが20%と言うことでした。不動の賃貸50%が安定しているとしたら、30%の仲介のところでオオタ不動産の一番の売りを持ってこられないと売り上げは上がらないという結果も出ました。仲介の比率を上げるには土地の売り主の売却が必要で、そのために店舗づくりも必要となってくる。広告や営業をして社長の顔を覚えてもらう。ミニセミナーなどをして向こう側に発信して行くのも必要である。
たくさんの意見が出て議論したり、不動産の独特な仕事内容について全く知らなかった参加者は、まず不動産業と言う仕事についていろいろ質問したり、活気あるセミナーとなりました。ここで話し合ったこと、意見が出た内容を踏まえて今後の仕事に役立てていってほしいと思います。

次回、第4回の経営実践は関東燃料企業組合さんです。平成26年11月18日()午後7時半開催です。

 経営改革プログラムセミナー

第4回 平成26年11月18日 PM7:30~9:30
   
 
 

平成26年11月18日 午後7時半より㈱すいらんにて第4回経営改革プログラムセミナーが開催されました。今日の経営実践店舗は関東燃料企業組合さんです。職種は①灯油、プロパンガス販売 ②薪・炭 ③住宅設備機器、リフォーム他サービス全般まず、関東燃料企業組合という名前についてどう思うか?と全員に質問が飛びました。社員(内側)からは、歴史がある名前なのでインパクトがあると思う外側からの印象としては、企業組合というと大企業的なイメージがある。何をしている会社なのかピンとこない、わかりずらいという意見があった。分かりづらい名前の企業は外に発信する時に不利な点がある。
それでは、関東燃料の売りは何? という質問に、企業側は ①スピード(対応速度)②配達対応できること ①の場合は早くてうれしいとか助かるなどのお客さんの反応がある。②の場合は灯油を大量に積めるので大量配達もでき、沢山の供給が出来るのと同時に一般の家庭の高齢者などは動かなくて済むので助かる。それでは、売上の伸びの問題点とは何か?・・・・・・・・・・・・社員の高齢化と人材がなかなか固定されない。新規顧客の確保が難しい。特に高齢化社会に置いてどう知名度を上げればいいのかが難しい。差別化したくてもどう差別化していいかわからない……企業側にはさまざまな問題点があるようです。全体的に会社名等分かりづらい企業においては売りたい物を一点突破しターゲットを絞ることがとても大事なことであり年配に喜ばれるブランディング(企業価値を向上させる)はどうしたらよいのだろうか。などの意見交換が活発に行われました。
灯油・ガス部門  炭薪部門  リフォーム部門をしっかりそれぞれデザイン分けして社名でない名前をつけることによって、独立した部門になり、それぞれの分野に於いてターゲットが絞りやすくなる。薪などは、薪ストーブを使った生活スタイルを体験できる場所などを作り、新しいライフスタイルを提案するなど若者に興味を持ってもらうことがとても有効なのではないか。などという結果になりました。
このセミナーでは完全な結末、結果はでてきません。あくまでも他の分野の方の意見を聞いて自分を振り返り、需要を耳にし自分の企業の事を真剣に見直す、客観的に見ることによって新しい何かが見つかる見つけ出す。そして経営の改革を実践していく…それが大事なことなのだと思います。

次回、第5回の経営実践はコマイハウジングさんです。平成26年12月2日()午後7時半開催です。



   経営改革プログラムセミナー

第5回 平成26年12月2日 PM7:30~9:30
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職種は不動産業全般、社長さんは不動産コンサルティングの資格と建設の免許をお持ちでリフォームにも力を入れている会社です。そして別の登記でリビング・コマイという社名でスクワラン化粧品代理店・贈答品販売の会社も経営しているそうです。賃貸の対象者として生活保護者の入居を受け入れているそうです。生活保護者の入居は他ではなかなか受け入れてくれないそうで、そうした方達を進んで受け入れる体制をつくっていて凄いな~と思いました。セミナーに参加しているのは娘さん。娘さんには夢があります。DIY的な自由な部屋作り…
DIYとは専門業者に任せずに自らの手で自らの生活空間をより快適するため工事をしようとすることで、主に住居などの部分的な補修作業、また住宅全体の補修を行うことだそうです。自らで出来ることであればその規模を問わないというDIY例えば古民家を改装して更に和的なお部屋に変えて賃貸する。又、自由に変えていいという条件で賃貸する。そんなしっかりした夢を持って毎日様々な挑戦をしている彼女ですが、人手不足で事務所を出ることがなかなか出来ず、やりたいことがなかなか実行しにくい…という悩みを持っているそうです。参加者からは多数の意見も出され、例えば英語を勉強したい人がシェアハウスなどで外国人と住むという提案だったり、新婚さん向きに部屋を改造して住みやすい環境にしたり…
20代前半の彼女には夢に向って歩くたくさんの時が待ってます。次世代を担う若い次期経営者の人たちに熱いエールを送りたいと思います。

経営改革プログラムセミナー
   
 

第6回経営改革セミナーは有限会社リョウモウさんをお迎えして講話をしていただきました。
小さい頃に経済的に大変だったご自分の高校生の頃のお話から始まり最初にしたお仕事の事、自分に転機が訪れた時の事…リョウモウを始めてからの利益が出なくて苦しい時代のお話し、青年会議所に入ってから10年経って人と人とのつながりから仕事が増えだしたこと。先輩から様々なことを教えてもらったことなど経験談を話して下さいました。行動することが一番大事!怒ったことは行動に移すべし。業務を総合でなく何かに絞ると言うことが大事であること。自分のキャラをたてる、求められたときのスピードが勝負、人的ネットワークづくりをすること、半歩か1歩先の仕事をする(あまり先を行くと失敗する結果になる)、売上を上げるためには売上を上げることを強く意識する、年間目標を掲げる、補助金を活用する、勉強をする、広報をする、展示会に行って業界の現状を知る、エンドユーザー(元請けになる)の仕事をするなど、大変ためになる講話をいただきました。パンフレットひとつをとってもただ作ればいいのではなくイメージ・デザイン・色を大事にして作ることが大切であるというとても現実的に生かしていきたいと思える内容のお話しに一同真剣なまなざしで最後まで聞き入っていました。

経営改革プログラムセミナー

第7回 平成27年1月21日 PM7:30~9:30

平成27年1月21日 午後7時半より㈱すいらんにて第7回経営改革プログラムセミナーが開催されました。今日の経営実践店舗は㈱橋本です。職種はコンピュータソフト制作です。現在の事業所の抱える問題、個店の売りと他店との違い…いろんな事はお話しをしてるうちに講師の梅津さんが現場で何が求められているかを把握していないのでは…と確信をズバリ。売り上げという目先のことばかりにとらわれお客様のためのソフトという一番大切なことから外れているのではと。確かにその通りかもしれないと自社の方針の大きな間違いを痛感。ほかの参加者からも「家業と社業と事業との区別がついていない」、「経営計画・経営指針が曖昧すぎる」など、たくさんの意見交換がなされました。営業につかうパンフレットも自社のソフトをお客様の会社に入れることで具体的に何がどうなるのか。具体的な利益を掲示しなければ相手には言葉だけでは伝わらない。目で見てわかる利益やメリットを表と絵で表現してひと目でわかる印刷物を作成することが大事である事を実感しました。そして営業のノウハウ…営業に来られた側からしたら、“忙しい時に訪問してきたお金のかかるもの”としか印象はない。クライアントの気持ちになって物を売るという心を忘れては営業とは言えない。心にしみる意見を真摯に受け止めこれからの仕事への気持ちをもう一度考え直して再スタートを切りたいと切実に思った夜でした。皆様、貴重なご意見を本当にありがとうございました。

 経営改革プログラムセミナー

第8回 平成27年2月3日 PM7:30~9:30
   
  平成27年2月3日 午後7時半より㈱すいらんにて第8回経営改革プログラムセミナーが開催されました。今日の経営実践店舗はたまむらとうふさん㈲群馬包装トーフさんです。職種は豆腐製造販売、元々は卸しが主力(51%)でプラス小売(17%)+移動販売が5台(31%)の比率だそうで、卸しの先はスーパー、百貨店、ギフトだそうです。抱える問題としては 熊谷と多摩に2号店3号店を出店したが失敗。百貨店と駅への入店だったが集客低下の為閉店したそうです。なので今は玉村の1店舗で卸しのほかは移動販売で営業。今後卸をやめて製造販売飲食店を展開したい希望あり。当群馬県民には付加価値のあるものは売れない、買わないという特徴があるそうで難しいところ。スーパーに行けば20円台の豆腐も販売しているため200円台以上のお豆腐を売るという難しさが当面の問題。だが移動販売は1日に1台200名近いお客さんが買っているそうです。意見としては カタログでコースの広告宣伝をしてみるのも手ではないか?12か月間で毎月違う商品が届くと言うのもいいのでは?引き売りのステータスとして体感型の豆づくりから豆腐作りまでを体験するのも移動販売の時に宣伝して実施するものいいのでは? 今後の大きな課題は人員の教育だそうです。
かなり細かい数字まではじき出し緻密に計画し、経営実態をしっかり把握していて凄いなーと思いました。
現在フランスで群馬の特産を売るフェスティバルを開催する予定があるようでそこに出展することを視野に入れてみてはどうかというわくわくするお話もありました。次回はいよいよ第9回、個店実践最後の㈱アートタウンさんです。
  経営改革プログラムセミナー

第9回 平成27年2月17日 PM7:30~9:30
   

平成27年2月17日 午後7時半より㈱すいらんにて第9回経営改革プログラムセミナーが開催されました。いよいよ実践店舗の経営改革も今日が最後です。今夜は㈱アートタウンさん。職種は不動産業仲介、おもに売買が中心だそうです。会社が抱える問題点としてはウあはり人材。営業で求人をかけても全く人気が低くまず連絡も来ないそうです。人材の募集や育成に今一番苦労なさっているそうです。アートタウンさんはエリアを絞った地域密着の専門店です。浅く広く出はなく狭く濃い情報管理を行うことでエリア内で探している人にターゲットを絞った集客活動を行っています。広告媒体を絞り、インターネットに特化してそうです。客層は2040代のご家族様。自宅またはお勤め先にパソコンが使える状況にある方々にターゲットを絞り、より多くの顧客に常時アプローチが掛けられる運営方法に特化されているそうです。社長さんは32歳とまだお若いのにとてもしっかりとした経営指針をお持ちできっちりした経営計画をなさっていて立派だと思いました。リフォームでの造形工事をもっと前面に出して特化出来たら他との差別化にもっと有効なのでは…という意見も出ていました。本日で実践店舗型の経営改革セミナーは終了となります。第10回目は公認会計士の先生をお招きして失敗する社長と成功する社長という講話をいただく予定となっており、参加者はみな興味津々です。
3月3日 第10回目経営計画セミナー・鴻田公認会計士 鴻田通雄先生の講話で全工程が終了となります。

   経営改革プログラムセミナー

第10回 平成27年3月3日 PM7:30~9:30

平成27年3月3日 午後7時半より㈱すいらんにて第10回経営改革プログラムセミナーが開催されました。いよいよ最終回です。今夜はM&F 鴻田公認会計事務所 代表取締役 鴻田通雄先生が講師をして下さいました。テーマは「黒字の会社」と「赤字の会社」、「成長発展する会社」と「衰退して倒産する会社」の違いです。普段あまり耳にしないような難しい言葉をこの日はたくさん耳にしました。経理上の言葉は難しいです。連結財務諸表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書…etc
事業をしていく上で管理しなければならない事を専門用語を用いそしてそれを噛み砕いて説明していただきながら経営改革セミナーの最終回の時間は過ぎて行きました。あっという間の2時間であまりに集中して講話に聞き入っていたために、最後の最後で写真を撮るのをすっかり忘れてしまい…文章のみの記録となってしまいました。
全10回に渡り開催されました経営改革セミナー。事業に関する知識も認識も大きく変化しました。決算書の見方、方針の立て方、ビジネスチャンスの見出し方、時代変化と持続的経営、どれもこのセミナーを受ける前には知らなかったことです。このような勉強をする機会をいただき本当に良かったと思います。
受講者はこれからの事業の展開に大いに役立てていけることと思います。
すいらんの梅津社長、本当にありがとうございました。